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こんにちは。

moyi storeの森です。


おそらく皆さん全員が一度は

盛り上がったことのある会話、「SかMか」。

関西だと、それはほとんど「いじる」タイプか

「いじられる」タイプか、ということと同義です。

どちらのタイプでいることがより快感か、

人間関係において人はそのポジションを意図的に、

あるいは無意識のうちに選択しているはずです。

人によって場によって集団によって

その位置取りが変わったりもしますよね。

お笑い芸人のダウンタウンはお二人とも

そこのバランス感覚が優れているように思います。

対面している人によって、番組によって、

一人のときかコンビでいるときかによって、

いじる側にもいじられる側にも、

もしくはその両方にもスイッチ可能。

そこのセンスが抜群だから今のあの地位なのかなと。


話がそれました。

人間関係の最たるところ、夫婦においてこそ

このバランス関係はとても大事と思います。

いじったりいじられたり、いじったりいじったり。

今日はその関係性がとてもエキサイティングな、

佐藤夫婦の中ノ畑窯から新規入荷のお知らせです。

旦那さんは北海道の出身、

奥さんはこてこての大阪出身。

どちらがどちらのタイプなのかは

推して知るべし、です。


ようやく朝晩が涼しくなってきた9月下旬、

大阪は高槻の山あいに窯を構える中ノ畑窯へ

買い付けに向かいました。



抱瓶にイッチンの表札。



中ノ畑窯さんは売店も構えてらっしゃいます。

どなたでも訪れることができます。
(事前に連絡はされたほうが良いです)


ここを訪れることにもだいぶ慣れてきました。

初めて訪れたときは車一台がギリギリ通れる

くらいの山道(ガードレールなし)に迷い込んで

しまいましたが、今では最短ルートで行けます。

それでもくねくねの山道を20分ほど走らせますが。



まだ2年前の台風の爪痕が残ってます。



山を抜けると山間の集落に。

高槻市の樫田地区です。

車を走らせている間に道路脇の温度表示計は

どんどん下がっていき、街中と比べ5,6度は

気温が低い地域です。



こちらにも台風の被害が。

この画像に写っている集落に中ノ畑窯はあります。


今回は午前中に訪れて4時間ほど滞在。

つまり、お昼の時間を挟むので、

奥さん手作りの昼食を頂く流れに。

ほぼ期待してました笑

前回の買い付け時も頂いたのですが、

これがめちゃくちゃ美味しい。

奥さんの腕なのか、素材の良さなのか、

田舎の環境なのか、その器によるのか

もちろん、おかわりして完食です。




窯出し直後はこのように器が並んでいます。

手前に置いているのは今回選んだ分。



中ノ畑窯さんの薪窯。

ほぼ独力で作られたそうです。



裏側から。

チラッと映る央巳さん。



次の出番待ちの薪。

至るところにこれの数倍の量が積み上がっています。



素焼き用の窯。


買い付けといっても、

器を選んでいる時間は意外と少なく、

雑談したりいろいろ拝見させてもらったり、

お茶を頂いたり、です。

基本的には央巳さん(旦那)に相手して

もらって、ときどき友美さん(奥さん)が

旦那にツッコミを入れにくるといった感じです。


中ノ畑窯さんは田んぼを耕して米を

作ってもいらっしゃるのですが、

その様子や田を荒らしにくる猪との

格闘の日々の話などを伺ってました。

今年の収穫は無事終わったそうです。
(新米お裾分けしてもらいました)

収穫し終わった藁は、

釉薬の原料として用いられます。

暮らしも仕事も自給自足な生活。





今回は量にして小さめのダンボール2個分を

持って帰ってきました。

そこまで規模の大きい窯ではないですから

一回の買い付けで入荷する数は少なめです。

ただ、薪窯ならではの1点もの感ある器ばかり。

じっくり見て欲しいです。



今ならお茶碗類とマグカップが豊富です。



今回の買い付け、個人的お気に入り。

ビアマグです。

フォルム、釉調、持ち心地、

かわいいアイテムです。



1枚づつしかありませんが、

8寸皿もこの窯らしい雰囲気でとても良し。



在庫分を漁り、久しぶりに楊枝壺も買い付けてます。

こちらは店頭のみの販売。


当店の取り扱いの中ではハードめな器ですが、

その形や価格などいろんな人に使ってもらいやすい、

毎日の生活に寄り添う器です。

よろしくお願いします。


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