こんにちは。
moyi storeの森です。
前回の更新から約2ヶ月、
季節は冬から春へ、
進学も新生活も特に何かあるわけではありませんが、
気分が上がる季節ですね。
なにかの小説でその物語の主人公は
自殺を考えて放浪していたが、
暖かい気候の国に移動してみると
そんな気持ちは一掃された、といった
お話を読んだことがありますが、
体感的に納得なストーリーです。
前向きになれる、上を向ける季節というか。
新しいことを始めたりチャレンジするのにも
良い季節、タイミングですよね。
ぜひ器も新しいものへ笑
![十場天伸の器](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.1.jpg?cmsp_timestamp=20230325125833)
今回ご紹介するのは久々の、そして最後の
入荷になるかもしれない十場天伸さんです。
というのも十場さん、今年からは一旦
器づくりをストップされます。そして、
今後はより大きな作品に挑まれるとのこと。
前々からも作ってらっしゃいましたが、
大きな球体や50センチ以上の高さのある壺などです。
おそらく今後はもっと大きいものが見れるはずです。
そのために生活雑器である器はお休みし、
今一度、土と炎と窯に向き合うようです。
昨年からその計画は始まっていて、
それ用の窯と工房も出来上がりつつありました。
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.3.jpg?cmsp_timestamp=20230325141514)
![十場天伸の新しい窯](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.2.jpg?cmsp_timestamp=20230325141530)
画像では分かりづらいかもしれませんが、
普通よりかなり大きいサイズの薪窯です。
この隣にはとても大きい工房も併設。
もう少しで完成するところでしたが、
こういう現場を目の当たりにすると
わくわくどきどき、気分は高揚しますね。
とは言うものの今後十場さんの器が
お店で展開できなくなることはやはりショック。
今後の作品も仕入れてもらっていいですよ、と
言ってもらってますが、そこまでの大物を扱える
自信はまだ当店にはなく、、、
そういったこともあって今回は通常より多めに
買い付けてきました。
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.4.jpg?cmsp_timestamp=20230325143833)
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.5.jpg?cmsp_timestamp=20230325143848)
十場さんのところではもはや当たり前の
サイズな尺鉢
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.6.jpg?cmsp_timestamp=20230325144104)
漆を塗布し拭き取り再度焼き付ける
胎陶漆器の漆スリップシリーズ
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.7.jpg?cmsp_timestamp=20230325144256)
いつも動きの早い人気の楕円型
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.8.jpg?cmsp_timestamp=20230325144445)
個人的好物の陶板(タイル)は当店初お目見え
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.9.jpg?cmsp_timestamp=20230325152131)
焼締のすり鉢、
道具としてのすり鉢を普段使いに
![酒器](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.10.jpg?cmsp_timestamp=20230325152239)
ソーダ釉の青シリーズの酒器
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.11.jpg?cmsp_timestamp=20230325152344)
ピッチャーはたくさんあったので、
焼きの表情で厳選して
![黒のシリーズ](https://img07.shop-pro.jp/PA01439/675/etc/f56.12.jpg?cmsp_timestamp=20230325152459)
黒のシリーズ
左は花器、上はピッチャー、
手前は徳利(あるいは一輪刺し)
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さらっと紹介しましたが、
尺鉢については個展以上の枚数を
展開しています。
やはりスリップウェアは大きければ大きいほど
かっこよさと迫力が増します。
ぜひじっくりとご覧ください。
もしかしたらあと一度くらい入荷の
可能性があるかもしれませんが、
十場さんの器を手にできる残り少ない機会。
お見逃しなく、です。
追記
6月中旬に再度買い付けに行けました。
おもしろい内容になっています。
どうぞご覧ください。
十場天伸
森