こんにちは。
moyi storeの森です。
不謹慎、でもないと思うので言っちゃいますが、
コロナ渦において器業界は盛り上がっています。
外出規制や自粛によって大打撃を受ける
宿泊業や飲食店があれば、その反対に
「おうち時間需要」、「巣ごもり需要」で
好影響を受ける業種ももちろんあって。
家電やら観葉植物、DIYグッズなどは
売れてそうですよね。
医療従事者やコロナ感染者に遠慮をしてか、
はたまた弱者側に立つマスコミの姿勢からなのか、
あまり多くはアナウンスされていませんが。
そして、外食が減って自宅で料理して食べる機会が
圧倒的に増えたコロナ以降では、
料理をするモチベーションにもなり、
いっそう美味しく見せてくれる器は、
とても需要が高まっている状況です。
そのため、当店も現在バカ売れです、
なんて話には残念ながらならず、、、
むしろその逆、なかなか四苦八苦な状況です。
というのもこの世界、
需要が高いから工場フル稼働で頼みます！、と
いうことができないので。
需要が高まろうが欲しい人がたくさん増えようが、
手仕事による器のため供給量は同じだからです。
そういった状況下においては、
まだまだこの業界新参者の当店、
なかなか在庫が回ってこず。
（お取引先の皆様、愚痴ではないです）
コロナ渦での器業界の盛り上がりの波に
パドリングのみしている当店です。
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ということで買い付けです。
ふもと窯の窯出しがあったので急遽熊本へ。
入荷が途絶えていた時期だったので大助かり。
弾丸日帰りコースです。
朝は娘2人をいつも通り保育園に送り出し、
快晴の夏空のなかいざ出発。
（時間があったので伊丹空港の展望台からパシャリ）
行きは伊丹発福岡空港着の便、
帰りは経費削減、
LCCの福岡発関空着の便で。
熊本行くときは熊本空港よりも
福岡空港の方がなにかと便利なのです。
空港からレンタカーに乗って1時間強で
ふもと窯に到着です。
（その前に窯の近くのラーメン屋で昼ごしらえ。
が、今回はハズレでした、、、）
毎回毎回同じミスをしてしまうのですが、
買い付け時の画像がありません。
窯に着いた途端、
興奮と緊張で忘れてしまうんですよね。
まぁ、ふもと窯の場合は
アイテム選び1割おしゃべり9割なんですが。
窯のこと、小代焼のこと、民藝周辺のこと、
熊本のこと、ご家族のこと、などなど
いろいろ話してもらいました。
今回話しててわかったことは、
尚之さんはロマンチストってことですかね。
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それはさておき、今回の買い付けについて、
量は少なめ、内容は濃いめ、ってかんじです。
やはり大人気のふもと窯、窯出し後に
伺ってもそんなに数は取れません。
ただ、自分の琴線に触れる器がけっこうあり、
その意味で内容は濃ゆいです。
以下、抜粋してご紹介。
すり鉢、です。
実は当店ですり鉢じたいを展開するのは初めて。
今までなんとなく敬遠していたのですが、
試しに家で使ってみるとその洒落っ気に
グイッと惹かれました。
すり鉢としてというよりは普通に器として、
ぜひ一度使ってみてください。
ポットの大サイズと小サイズ。
尚之さんが好きでよく作ってらっしゃるジャンル。
この形にこのスリップの紋様。
とても雰囲気あります。
各種各サイズのピッチャーです。
こちらも尚之さんが好きなジャンル、
そして当店も大好物なアイテムです。
そこまで需要がないことは十分承知の上で、、、
ずらっと並んでしまってます。
このペリカンのような注ぎ口の形状のものや、
ちょうど良い塩梅のサイズ感と、
抜群の焼き上がりのこちらなんか、
いかがでしょうか。
植木鉢の大・中・小サイズです。
あと特大ってサイズも入荷したのですが、
即旅立っていきまして、、、
個人的にも観葉植物やアガベ、コーデックスに
ハマっていることもあり、植木鉢は
常にチェックしています。
その中でもふもと窯は割と植木鉢を
よく作られている印象。
他の窯では窯の効率性の問題や、
その使用用途から敬遠されているところも
多い植木鉢、つまり貴重です。
育成中のグラキリス。
（商品には全て受け皿がつきます）
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いわゆるお皿以外のものばかりの
紹介となってしまいましたが、
もちろんふもと窯定番どころの
スリップウェアも買い付けています。
レアなはずの藁灰釉のスリップも
そこそこ仕入れることができました。
当店取り扱いの窯の中でも
1,2を争う人気っぷりと旅立ちっぷりです。
決して焦らすわけではないですが、
オンラインショップでは決済完了するまで
在庫確保はできていません。
カートに入れたままの状態だと他のお客様が
購入されてしまうケースが稀にあります。
ぜひお早めに。
小代焼 ふもと窯 井上尚之
よろしくお願い致します。
森