こんにちは。
moyi storeの森です。
このお店を開くまでは、いわゆるアパレルで
長い間働いていました。
全国に店舗を展開している、
セレクトショップの括りに入る会社でした。
17,8年くらい在籍していました。
そこから紆余曲折を経て退社、
自分でお店を開こうとなるわけですが、
洋服屋を辞めた今でも服は大好きです。
新品を扱う会社であったにも関わらず、
僕は古着、とりわけヴィンテージが好きで
それは今も変わらずそうです。
人とは違う1点もの感、
経年変化した雰囲気、
昔でしか作れないディテール、
それが作られたバックボーン、などなど
ハマる要素はたっぷりありました。
お店のラインナップを検討する上でも
自然と「布」ものは探していました。
できれば上記の要素を満たすような、
ハマれるアイテムを。
結果、我が家で日常的に用いていた
このアイテムをまずはご紹介です。
ようやく纏まった数が揃いました。
ご存知の方も多いでしょうけど、
中央アフリカの西部に住んでいるクバ族による
クバ布、通称草ビロードです。
全て手作業、
柄の装飾は女性が担当するのですが、
気分次第で柄が切り替わったり変則的。
まさに1点ものなアイテム。
当店で紹介しているクバ布は全て「Old Kuba」、
生地が日焼けしていたり歪んでいたり、
まさにヴィンテージなアイテム。
(クバ布は年代判別の方法がありません。
状態と生地の経年変化から判断してます)
新たな布ものを開拓、紹介というわけには
いきませんでしたが、やはり良いものは良い
ということで。
陶器との相性も抜群。
タペストリーとして壁に、
スツールや椅子の下に、
無造作に床に、
手にした人によっていろいろな用い方で
楽しめるアイテムですが、
当店としては、
観葉植物との組み合わせがお勧めです。
自分が観葉植物にハマっているということも
ありますが、このアフリカのプリミティブな
雰囲気と緑との掛け合わせが妙に良い。
クバ布がもともとは植物の繊維であること
からすると当然のことか。
受け皿代わりにクバ布、
雰囲気が一変します。
ぜひお試しください。
今回の入荷では状態の良いものは前提として、
柄の入り方や切り替えが面白いものを
意図的に揃えました。
ハンドクラフト、手作業ならではの
自分だけの1点ものをお探し頂ければと。
クバ布
また、同時にアフリカ西部で織られ染められた
インディゴの古布も入荷してます。
色落ちが進んでいないもの、
ビンテージデニムのような褪色をしているもの、
雰囲気ある布です。
こちらも見てみて下さい。
African Indigo Fabric
宜しくお願い致します。
moyi store
森