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こんにちは。

moyi storeの森です。


昨日、とてもとても良いことがありました。

良いこと、以上のこと、

人生での大きなイベントベスト10に入るくらい。

それくらいとても良いこと。

機会がありましたらご報告したいなと思います。



やすともと友近がMCの「キメツケ!」という

番組をご存知でしょうか?

関西ローカルなので観たことがない人が多いとは

思うのですが、起用タレントも番組内容も

ローカルらしい面白さ。

先日、その番組の企画で興味深いものがありました。

それは、「間違いだらけの器選び」という主旨で、

器選びのプロが正しい器の取捨選択を

指南するという内容。

白色の無地は選ばない、とか

楕円皿がテーブルのアクセントになって良い、とか

リム皿は雑な盛り付けでも映える、などなど

とても的確なアドバイスをされていたのですが、

その中の一つに7寸のサイズを基本の一枚として、

というのがありました。

万能だからたくさん器を持っていない人でも

使いまわしがきく、と。


これに今回は異を唱えます。

7寸サイズが万能だということを

否定するわけではなく、、、

8寸サイズもなかなかですよ、という話。

撮ってみました。



瑞穂窯のしのぎのもの、左7寸、右8寸です。

少しフラットな形状。

こうやって並べると、たった1寸の差でも

大きく印象が変わりますね。

ちなみに1寸イコール3センチです。



中ノ畑窯のシンプルなタイプ。

蛇の目が良い仕事をしてます。

どの窯元でも寸でサイズを表記していますが、

実寸は窯ごとにけっこう違います。

中ノ畑窯は大きめ、

7寸で22センチ、8寸で25センチあります。



小鹿田焼、黒木昌伸さんのところの。

緻密な飛びかんな、良い風合い。

7寸と8寸では約3センチの差ですが、

見た目の印象だけでなく、

容量も大きく変わります。


8寸にしっかり料理を盛ろうとすると、

けっこうなボリュームになります。

いわゆる大盛りサイズ。

だったら7寸で事足りるんでは、

という考えは早計です。

7寸サイズのボリュームの料理を8寸に盛る。

すると、良い塩梅の余白が生まれます。

リム皿と同じ効果です。

そして、器が大きいため雰囲気も増します。

(もちろん良い雰囲気の器であること前提)


上記の理由、それと個人的嗜好から

当店では8寸皿多めです。

必ず買い付けるようにしてます、

というか意識してなくても、結果仕入れてます。

ただ、7寸もしっかりあります。

サイズ観は人それぞれですし、

料理のボリュームも家庭それぞれですから。

素麺はガラスの器に、と同じくらい

7寸万能説は根強いこともありまして。



収納の側面を度外視すると、

器は大は小を兼ねる、

これ、当たると思います。


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